お知らせ
15.8.1(土)~12(木)
10:30~18:00 月曜休館日
優れた技術と繊細な仕事が作り出す様々な工芸作品を生み出す、
文字どおりグッドハンドな作家さん達による展覧会を開催致します。
今回は別府竹細工職人の若手大注目の作家清水貴之さん、茨城県つくば市に拠点を置き、全国に根強いファンを持つ帆布バッグの須田帆布さん、埼玉県長瀞町でガラス工房を構え宙吹きという技法で手作りの作品を制作されている富田聡さん、福島県石川町で女性らしい繊細さと優美さを織り込んだ籠工芸作品を制作されている矢内文子さんによる4名の展覧会です。
夏の蒸し暑い日に涼を感じる作品を多数取り揃えて皆様をお待ち致しております。
何気ない日常に彩りを与える作品の数々をお手頃価格にて販売致しますので、
是非皆様お誘い合わせの上ご来館下さいます様ご案内申し上げます。
アートスペースエリコーナ
2015.7.1(wed)~7.12(sun)
10:30~18:00 (last day until 17:00)
宮山りさ & 鈴木純郎 & 宮山正光
valuable mass in diversity
有益な質量
美術史上の解釈が困難な作品の到来が21世紀の幕開けと共に
始まり芸術の多様化という名の下で統括された作品群・・・・
何を持ってそれら芸術の価値を見いだすのであろうか?
現代社会の価値観は、流動的かつスピーディであるが故に
価値の質量が、現代経済力学によって除外されてしまった。
如いて言うなれば、多様化の弊害により現代社会に措いて
客観的観念が重視された表象が前面に立ち塞がり主観的観念が
背後に排除されてしまう事で質量(主体概念もしくは、美学的野心)
の欠落が起こるのでは・・・?
芸術の多様化により独立性が増す事で多種多様な美術史が形成される。
その結果、現代美術史内の集約が困難・停滞といった混沌さが・・・
時代背景が価値画定の定義を定める現代社会に措いては
致し方ないのかも・・・?
しかし、価値の質量が欠落した作品の表象だけが
ゴースト・イメージとして存在し可視状態で浮遊する
現状の表層芸術で好いのだろうか?
表現者自身が経済社会に帰属し過ぎる故に、
表現者よる主体概念に対する質量の自己放棄へと・・・
表現者は経済社会の枠外に介在する前衛者であるべき姿を取り戻す事で
価値の質量を向上させる唯一の路・・・・と思われるが?
■sumio suzuki
61年茨城に生まれる
81年東京芸術大学デザイン科卒業
86年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程終
92年ムパタ・サファリ・ロッジプロジェクトの為 ケニアに滞在
93年バリ(インドネシア)にスタジオを構える
09年日本に帰国
現在、玉川大学芸術学部芸術教育学科の技術指導員
■lisa miyayama
73年いわき市にブティックをオープン
89年彫金師 穂積大輔氏に師事し、
以後、数年間ブティック経営の傍らアクセサリー制作を続ける
その後、毎年訪れていたバリ島でパワーストーンの魅力を再確認
バリ在住のアーティスト鈴木純郎氏に出会い
現地にアトリエを構え制作をする
2007年には、Ayana resort & spa baliとの委託業務を契約する
■masa miyayama
58年茨城生まれ
78年渡米、英語学校に通う
後に、美術学校academy of art collegeに転入
別な美術学校college of art and craftにも在籍
87年に帰国以降、東京や地方で数多くの展示を行う
90年から95年に掛けて現代美術家 田中信太郎氏のアシスタントをする
91年に再度渡米プリント工房 kala institute にて技法を学ぶ
15.6.10(水)~21(木)
10:30~18:00 (月曜日休館)
金属を焼き、叩き、形を創り上げる鍛金と一点ごとの仕事に潤いやぬくものを感じる染色のコラボレーション企画です。花器や鉢台、アクセサリー、打出しレリーフ、傘立て、掛金具等の鍛金と涼を感じる麻ののれん、タペストリー、手書きTシャツ、草木染め麻ストール等の染物を合わせて約200点展示・販売致します。どうぞお出掛け下さい。
■土屋 豊
1948年 長野県生まれ
1972年 東京藝大彫刻科卒業
工房「巧」開設(長野県)
■田尾日出郎
1941年 東京生まれ栃木県在住
2006年 草木染伝統工芸士に認定される。
作家在廊日(土屋 豊)
6月10日(水)~13日(土)
20日(土) ・21日(日)
※作家さんの都合により変更になる場合がございます。ご了承ください。
5月16日(土)~31日(日)
10:30~18:00 (月曜休館)
ケミカルクレイ(合成樹脂粘土)による車の作品を作りはじめ30余年余りが経った。
1920年頃から1940年頃にかけて作られた古い車、特にMercedes-Benz(メルセデス-ベンツ)・Bugatti(ブガッティ)・Alfa Romeo(アルファロメオ)などが持っている圧倒的な存在感や独特の美しさが好きで、そうした抽象的に訴えかけてくるものを、いかに作品に表現するかということに取り組んでいる。
この年代に作られた車は入念に作り込まれたものの持つ力強さや美しさに溢れ、バランスのとれたスタイル、個性的な外観、豊かな曲線、細部にわたる完璧なデザインなどなど、それらすべてが私を魅了し続ける。
作品としての存在感や美しさ、時間の重みなどを表現したいと考えている。
熊田憲明
作家略歴
1952年 福島県生まれ(双葉群双葉町)
1976年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
2002年 展示「ダイムラー・クライスラーエクスペリエンス」
横浜市・神戸市
2001年~多数の個展を開催
作家来館日 5月16日(土)・17日(日)
23日(土)・24日(日)
30日(土)・31日(日)
※作家さんの都合により変更になる場合がございます。
ご了承ください。